第 10 回放送  :  2011 年 6 月 7 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

被災地の生きがいと仕事づくり

報告 : 村井 雅清  ( 被災地 NGO 恊働センター )


   今回の出演者は 「 生きがい・仕事づくり 」 をテーマに活動を展開する 「 被災地 NGO 恊働センター 」 の代表、村井雅清さん。

   被災地の方に 「 まけないぞう 」 という、壁掛けタオルの商品を作ってもらい、販売をしています。 1 個 400 円の売り上げで、そのうち 100 円は被災者の収入となります。 現在は、岩手県の大槌町、陸前高田市などの被災地や、山形県米沢市の避難所などで 20 人がこの商品を作っているそうです。

   「 まけないぞう 」 は、「 心の癒し 」「 人間関係つくり 」「 仕事 」の面で被災地の支援となる、と村井さんは語ります。 かわいい 「 まけないぞう 」 が、被災地と全国を結ぶ架け橋となるのかもしれません。

   「 まけないぞう 」 は、以下のウェブサイトより購入できます。

   「 まけないぞう 」 ウェブサイト ( 被災地 NGO 恊働センター )      http://www.pure.ne.jp/~ngo/zou/index_j2.html

   ( 構成 : 小澤  真人 )

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第 9 回放送  :  2011 年 5 月 31 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

地域の信頼を得る活動を

報告 : 田中 好子  ( NGO パレスチナ子どものキャンペーン )


   岩手県大槌町で、子どもたちの居場所として「 子どもテント 」の開設、 在宅避難をしている人々の支援、流された写真やアルバムの整理と持ち主への返却などを行う中での報告です。

   田中さんが事務局長を務める「 パレスチナ子どものキャンペーン 」は、 パレスチナのガザ地区、ヨルダン川西岸地区、レバノンのパレスチナ難民キャンプで、 子どもたち、お母さんたちへの物心両面の支援活動を続けて、約 25 年になります。

   空爆や経済的な封鎖など、理不尽な破壊にさらされ続ける人々と共にある中で、 支援者として地域の信頼を得ることの大切さを強く感じ、三陸でのじっくりと腰を据えた活動があるのでしょう。

   ( 企画・構成 : 森  透 )

番組ナビゲーター プロフィール

第 8 回放送  :  2011 年 5 月 24 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

おいしい幸せとりもどそう

報告 : 増田 萌那  ( 被災地 × 学生つなぎ隊 )


   " 素人のボランティアは行くのは良くない。逆に被災地の迷惑になる。 "

そんな教訓じみた情報が流れています。

私は被災地に行ってきました。
就活生ですが、震災直後、それどころじゃないと感じました。
何の役立ちそうな資格もない一学生の私でも、できることはきっとある。
そう思い、ボランティアに参加したのです。

私は炊き出しを作っていました。
映像の中の写真は、日々の炊き出しメニューの一部です。
ある日の炊き出しメニュー・チンゲン菜のラーメン

炊き出しを通して、「 食糧 」ではない 「 食事 」 を取ることのできる、
当たり前の幸せを取り戻してほしい、
そう願いながら、少しでも多くの人に温かい料理が行き渡るように作っていました。

炊き出しはただお腹を満たすだけのものじゃない。
改めて食事の大切さを知った気がします。

行ってみて、見て話して、感じたこと、知ったこと。


ボランティアは足りていない。

実際、ゴールデンウィークを境に、がくん、とボランティアの数が減りました。

でも、助けを必要とする需要は、今もこの先も、変わらないのです。

支援の流れがストップすること、忘れられてしまうこと。

これは被災者の方が、現地で支援している方が、とても恐れていることです。

学生としてこのことを、しっかり学生に伝えていきたいと考えています。
そして、実際にボランティアに行けるよう、
学生と復興支援団体の間に入り、学生に様々な方法を提示します。

行ってみないとわからないことがあり、
行けば、絶対に被災地のためになることがあるからです。

学生に、もっと知ってもらいたい。動いてもらいたい。
学生である私はそう思っています。

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第 7 回放送  :  2011 年 5 月 17 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

子どもたちが撮った 3 月 31 日 - 4 月 3 日

  平野 愛智「 ROLLS TOHOKU 3/31-4/3 」 ( http://www.rolls7.com/ )


   写真家の平野愛智さんは 3 月末、大量の 「 写ルンです 」 を携えて宮城県石巻市を訪れ、避難所の人々に配りました。 今回の放送で紹介するのは渡波 ( わたのは ) の小学生、中学生が撮った写真です。

   深く伝わってきます。放送ではナレーションは最小限にとどめ、音楽を流すことはしませんでした。 3 分間に収めることができた写真の数は限られましたので、ぜひ、平野さんのウェブサイトを訪れてください。

   平野さんは、<「 みなさんの目で見るもの、見えるもの、撮りたいもの、記憶したいもの、記録したいもの、隣にいる人、大切な人、伝えたいことを自由に撮ってください。そして、少しでもいいので楽しんでください。 」 A4 の用紙にその他注意点を幾つか添えてお渡ししました。> と記しています。

   「 いま私たち市民にできること 」 の放送は、その人の眼差し、その人の声が届くものでありたい。 子どもたちが撮ったかけがえのないそのひと時、そこという場所を、多くの人に見てほしいと思いました。

   ( 構成 : 森  透 )

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第 6 回放送  :  2011 年 5 月 10 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

3 月 11 日  アフリカでは

報告 : 岡本 裕志  ( NGO LIVEonWIRE )


   みなさんにとって “ アフリカ ” というのはどんな場所でしょうか?
   遥か遠く、「 異世界のような場所 」 といった感じでしょうか。

   僕は、今回の未曾有の危機をそんな異世界、アフリカの大地で受け止めました。

   日本のために何もできないことに苦悩していた僕が、現地で出会ったのは、日本への募金活動を行うとある小学校でした。

   遥か彼方の世界、アフリカからどんな “ 人々 ” が、今回の震災をどのように “ 感じ ” 、そこからどのように " 行動 " したのか?

   僕が、アフリカで目の当たりにしたモノ。それは、日本から遠く離れたアフリカに生きる人々が、決して他人事ではなく、 自分のこととしてこの未曾有の危機に対して “ 痛み ” を共感し、それに対して “ 行動 ” していた姿だったのです。

   彼らの姿から、僕は今後の日本の “ 復興 ” を考えていく中で、決して忘れてはいけない大切なモノを見たように感じました。 そんなアフリカに生きる彼らのメッセージを、僕の話を通して少しでも伝えることができればと思います。

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第 5 回放送  :  2011 年 5 月 3 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

「 震災情報が過多になっている世の中で、

いったい、誰に、何を伝えればいいのか 」   

報告 : アートラボ・オーバ  +  門脇 篤 ( 映像 )


   仙台在住のアーティスト・門脇篤さんは、「 コミュニティ・アーティスト 」 として、日本中を飛び回っていて、横浜の アートラボ・オーバ とも何度かいっしょに活動をしてきています。 彼は、ここ最近、ツイッターや、Ustream 放送を利用して、アートプロジェクトの発信をしており、それ自体がアートプロジェクトでもあります。

   3 月 11 日、滋賀県で震度 3 の揺れを感じた門脇さんは、翌日、連絡のつかないご家族の安否を確かめるために北上し、13 日、購入した自転車で、那須塩原からほとんど寝ずに、単独で走り続け、翌朝仙台入りをして、無事ご家族と対面されるまでをツイッターで発信し続けました。

   汗だくで戻ったものの、それから数日間、ガスが通じなかったので、風呂にも入れず、煮炊きもできず、コンビニで手に入るわずかな食料で暮らす様子も、わたしたちは、ツイッターや Ustream 放送から知ることができました。

   そんな門脇さんが、昔アートプロジェクトをやっていた塩竃まで行くというので、わたしたちは、この番組のための取材をお願いしました。 いろいろな放送をしてきた門脇さんなら、毎日目にするテレビのニュースとはちがう視点で被災地を映してきてくれるのではないかと期待したからです。

   ところが、実際に門脇さんが被災地へ行ってみたところ、「 写真の 1 枚も撮影できなかった 」「 あの被災地の状況を見てから、何かをする気さえ起こらなくなってしまった 」 と言うのです。

   その後、南三陸でアートプロジェクトを企画している envisi ( エンヴィジ ) という団体のディレクター・吉川由美さんに、黙祷集会を Ustream 放送でつなぐ仕事を手伝ってほしいと言われた門脇さんは、今度は、南三陸へ行くことになりました。

   そこで、わたしたちは、「 被災地の取材ではなく、空でも何でもいいので、門脇さんの今の気持ちを撮影してきてほしい 」 と再度依頼しました。

   そして、その後、南三陸から戻った門脇さんより、10 分ほどの映像とともに、メールが届きました。

   情報もこんなに氾濫している中で別に被災しているわけでもない私の思いなんて伝えて、意味なんかあるの?という気になってきます。
ものすごい無力感、伝えるということの膨大さの前の無力感というか。
だから連絡がつく人にだけでも何かお手紙のような報告を書こうと思いました。
手書きのお礼と報告です。
こういうかたちなら、何かを伝えることに意味があるなぁと。逆に言えばこれまで奴隷のようにツイッター等やってきましたが、これらネットなどを通じてやってきていたことは、何かを伝えるという行為ではなく、「 広報 」 だったんだなぁと。
吉川さんがやろうとしていること、やっていることは、こうしたお手紙を書くような意味での、ひとにものを伝える行為だと思いました。
と、いう意味でオーバへのお手紙・個人的な報告として編集したのがこの 「 南三陸へ行ってみた 」 というビデオです。
                    門脇 篤   Twitter ツイッター ( @kadowaki )   Ustream Ustream   YouTube YouTube


門脇 篤さんからのビデオレター : 字幕付き版





門脇 篤さんからのビデオレター : 手話版


南三陸のプロジェクトについて

   さまざまな場所での人間の営みを、アートを通して見つめ直すプロジェクト「 " 生きる " 博覧会 」にて、 女性たちによる南三陸の伝統的な 「 きりこ ( 切り紙 ) 」 づくりのアートプロジェクトが、 昨年に続き、今年も開催されるはずでした。

  http://www.envisi.org/minamisanriku/?page_id=12

   きりこのプロジェクトを企画した団体 envisi のディレクター・吉川由美さんによる、3 月 22 日の南三陸の映像。

  http://www.youtube.com/watch?v=sNTMexO3Cio

   現在、" なにもなくなってしまった南三陸 " の人たちは、鳴子など、数箇所の地域に数百人ずつ集団で一時避難しています。

   吉川さんたちは、その数箇所の避難所と、南三陸の避難所を Ustream 放送でつないで、5 月 11 日に黙祷集会を開催しようとしています。

  http://www.envisi.org/minamisanriku/

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第 4 回放送  :  2011 年 4 月 26 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

宮城県で 「 子どもの心のケア 」 をサポート

報告 : 公益財団法人プラン・ジャパン


   プラン・ジャパンは、途上国で子どもたちの生活環境をととのえる活動を行っている国際 NGO です。この震災をうけて、東北の地でも子どもたちのために活動を開始しました。

   途上国と先進国。もともとの状況が違うので、災害が残した課題も違えば、復興のあり方も違います。ただ被災地の子どもたちは、途上国であろうと先進国であろうと、心にショックを受け、ケアを必要としていることに変わりはありません。

   そこで、先生や親たちが日常生活のなかで、子どもたちを温かくケアできるように。プラン・ジャパンは、宮城県で 「 子どもたちの心のケア 」 を行う大人たちをサポートしていきます。" そこに暮らす人々が復興の主役 " というプランの思いは、東北でも途上国でも同じです。

多賀城市にある「子どもランド」に、おもちゃなどを持参しました

多賀城市にある 「 子どもランド 」 に、おもちゃなどを持参しました

4 月 22 日、始業式の翌日に、多賀城市の小学校にて学用品を配布しました

4 月 22 日、始業式の翌日に、多賀城市の小学校にて学用品を配布しました

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第 3 回放送  :  2011 年 4 月 19 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

スマトラ島沖地震被災地 「 バンダアチェ 」 からの祈り

報告 : 日本と韓国の文化が大好きな若者のグループ「ほうきぼし」代表・ノミさん


   2004 年 12 月に発生したスマトラ島沖地震。

   地震により引き起こされた大津波によって、インドネシア・スマトラ島西部の都市 「バンダアチェ」 は、その地形が激しく変化するほどの甚大な被害を受けました。

   そのバンダアチェでは、文化祭で日本の踊りが披露されるなど、日頃から日本文化を広める活動が行われてきました。

   今回、東日本大震災のニュースがバンダアチェにも伝わり、「 ほうきぼし 」では、追悼を表す横断幕や T シャツを作ったり、日本へのメッセージを書いた鶴を折る集会を開いたりして、日本へ応援の気持ちを伝える活動を活発に行なっています。

スマトラ島・バンダアチェの様子 1

スマトラ島・バンダアチェの様子 2

スマトラ島・バンダアチェの様子 3

スマトラ島・バンダアチェの様子 4

スマトラ島・バンダアチェの様子 5

スマトラ島・バンダアチェの様子 6

スマトラ島・バンダアチェの様子 7

スマトラ島・バンダアチェの様子 8

「 ほうきぼし 」

スマトラ島・バンダアチェの様子 9

   インドネシア・バンダアチェにある、日本の文化と韓国の文化が大好きな若者のグループ「ほうきぼし」。

エピソード

   今回の収録は、「 ほうきぼし 」 代表のノミさんが、わたしたちが編集した素材を見ながら、スカイプ ( インターネットテレビ電話 ) を使用して、インドネシアからナレーションを発信し、日本側で録音するという方法をとりました。

   現地にいる日本人の協力を得ながら、まずインドネシア語による内容を日本語へと翻訳してナレーション用の文章を作り、その日本語の文章をローマ字に変換して、音声を収録するという手順となりました。

   コメントの長さ 1 分半に対して、約 2 時間の収録時間をかけた、なかなか大変な作業でした。

( 映像担当 : 水谷 真澄 )

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第 2 回放送  :  2011 年 4 月 12 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

東北カルチャーと震災支援

報告 : 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会

   シャンティ国際ボランティア会は、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー ( ビルマ ) 難民キャンプ、アフガニスタンで、教育・文化支援の活動を行っています。


   また国内でも、1995 年の阪神淡路大震災に対する復興支援活動を行っており、今回の東日本大震災でも 緊急救援活動 を行なっております。

   今回の放送では、現地の様子を映像でご紹介し、また、被災されている東北の方々独特の心情をお伝えいたします。

シャンティ国際ボランティア会の活動 1

シャンティ国際ボランティア会の活動 2

シャンティ国際ボランティア会の活動 3

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第 1 回放送  :  2011 年 4 月 5 日 22 時 〜   BS11 「 INsideOUT 」内

第 1 回 「 いま私たち市民にできること 」 前編

高校生の私たちにできること

Free The Children Japan

Free The Children Japan の活動

ろう者、女性、外国人の方々の抱える問題

デフ・ニュース・ネットワーク ( 手話ニュース )   /   NPO法人ライフライツ インパクト東京 ( 護身術 )

デフニュースネットワークの映像


第 1 回 「 いま私たち市民にできること 」 後編



岩手県陸前高田市からの報告

NPO みんつな 〜 東日本復興プロジェクト 〜

NPO みんつなのロゴ

スマトラ震災の取材・支援活動の経験から

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